創健社&オーガニックガーデン通信

創健社からのお知らせとオーガニックガーデンの店長日記

2008-02-07

いのちの食べかた

以前から話題になっていて、見たいと思っていた映画が地元で上映されているので、さっそく観に行きました。邦題は「いのちの食べかた」

ヨーロッパで製作されたドキュメンタリー映画で、数々の映画祭でもノミネートされ注目を集めました。
私たちが日常「食」している食べ物がどのようにして作られているのか、その現場で撮影されたものを映像表現のみで綴っています。解説もなければBGMもなし。ひたすら映像とその現場の音のみで作られています。
製作者が意図的にナレーションやインタビューを避け、観客にはただこの世界に飛び込んで、自分なりの受け止め方をしてほしいという思いで作られたそうです。

ベルトコンベヤーで運ばれるヒヨコをはじめとして、システマチックに「生き物」から「食べ物」に変わっていく様子が淡々と映像表現されています。
まさに「食品工業」という現実を思い知らされる映像です。

「食」に携わるものとして、その工程の事実は知っていましたが、映像として接するのは初めてのものがいくつもありました。いままで、あえて世の中に出なかった現実が、しっかりと描かれています。

自然食業界にいると、「手作り」や「伝統的な」など、どちらかといえば、「現代の一般食事情に相反する作業や場面」(いわゆる昔ながらの)に触れる機会が多かったので、この映画で描写されている、世の中(あえて言えば先進国)に流通している「食」の作られ方の現実を再認識させられる映画でした。

邦題の「いのちの食べかた」は、映画を見終わった日本人がつけたタイトルだったのでしょう。「いかにも日本人の作ったタイトルだなぁ」と映画を見終わった後に感じました。
対して原題は「OUR DAILY BREAD」
解説もナレーションもないこの映画ですが、この原題ですべてを解説しているように思えるのは私だけでしょうか?

この映画のホームページがあります。
予告編も掲載されていますので、ぜひご覧になってください。
categoryお知らせ・ご案内  time19:44  authorOGmaster 

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